木ニセコはおかげさまで2019/20冬に5周年を迎え、これまでに多くのお客様にご利用いただきました。困難な状況下ではありますが、2020年7月4日より、営業を再開させていただく運びとなりました。オープンを控え、全客室のソファをアップグレードし、北海道在住の作家によるアートへ一新し、皆様をお迎えいたします。
ご覧のように1ベッドルームタイプのリゾート側のお部屋からは潤しい緑が額縁のように切り取られ、穏やかな時間をお過ごしいただけます。そのお寛ぎの時間のお共に、栗山町のKURIYAMA FURNITURE様の横になっても悠々とおくつろぎいただけるL字型のソファを制作いただき、配置いたしました。配色も以前のモカブラウンからライトグレーへと変え、眺望を邪魔しない、高級感のあるニュートラルなカラーリングとなっております。
ゲストルームを彩るアートも同様に、一部、木ギャラリーでも展示いただいたことがある写真家谷杉アキラさんによるモノクロームの作品が、静かに部屋に存在感を添えております。空間の調和を考慮し、ナチュラルさの中にもあえて白と黒という世界で、引き込まれるようなバランスを表現しております。谷杉さんは、道内各地のアイヌ語由来の地を丹念に巡り、「カムイの時代の北海道原風景」を写真に残されている写真家です。先住民の目にも映っていたであろう、北海道ならではの各地の原風景を、時を超えて私たちの目にも映るロマンを感じながら、ひとときの滞在をお楽しみください。
また、ご夫婦やカップル、お一人様でご利用の多いホテルルームには、オットマン付きの快適なシングルチェアをご用意しております。風に揺らぎ葉の擦れる音、雨の日の雫の落ちる自然の音楽を聴きながらの読書、またしばし都会の喧騒から離れ、素敵な語らいのひとときにお役立ちするアイテムとなりますよう、こちらもカラーを、お部屋に調和するライトグレーを採用し、配置しております。
木ニセコでは、感染防止策などお客様の安全を最大限に配慮した取り組みをもって、7月4日より営業を再開いたします。
皆様のお越しをスタッフ一同お待ち申し上げております。