木ニセコ館内にあります、杏ダイニングでは、この夏、シェフ一押しのメニューがあります。皆さん、ベトナム料理を代表する平たい米粉麺、PHOはご存知でしょうか。鶏や牛から取った透明な出汁に米麺を入れてさまざまなハーブや肉、生野菜などをトッピングした料理で、現地では生活に密着した食べ物として認識されています。
トッピングするものや出汁をとる材料によって味も異なりバラエティに富んだ料理なのですが、このPHOを、地元の食材だけを使って素材の味を活かした新しいPHOにできないかと考案されたのが、ここでしか食べられないその名も【HO】です。
そうです、PHOではなく、HOです。(HOKKAIDOのHOだそうです)
シェフは以前ベトナム本場のおばあちゃんにPHOを本格的に教わったことがあるそうで、なんとか「新和食」にアレンジしたかったそう。そのアレンジとは・・・
決め手となる麺に使う米麺は、ニセコ産のお米を使用し、さめても伸びないつるりとした食感。ナンプラーは寿都のほっけ魚醤、北海道の煮干と昆布のあっさりした味付けの出汁に、トッピングにはこだわりの滝川産の鴨の燻製。
また、パクチーやライムの代わりに、もやし、みょうが、大場、かぼすなどの日本の薬味がサイドについてきます。少しずつ乗せて食べるといろんな味を楽しめておいしいです。
サイズはMとLがあり、女性でもLサイズ、ぺろりと完食できてしまうほど、重さの少ない、それでいてとても奥行きのあるヌードルです。
ランチタイムはカジュアルな雰囲気の杏ダイニング。光が降り注ぐ開放感のある空間でシェフ自慢の新しいPHOならぬHOヌードルを試してみてはいかがでしょうか。