木ニセコの次回、展示会のお知らせです。
展示期間:2021年9月1日~2021年10月31日(緊急事態宣言により、2021年9月5日〜10日まで臨時休業いたします。この期間は閉館となりますのでよろしくお願いいたします。)
場所:木ギャラリー入場無料
※感染症対策に取り組んでおります。マスクを着用してお越しください。
倶知安町出身、現在札幌市を拠点に活動されている増田寿志(ますだひさし)さん。北海道やアラスカといった北方圏の自然を愛し、そこで観察した動物たちや風景等を題材に鉛筆やペン、アクリル絵具を用いて絵画制作をされています。
日本各地での個展の他、新聞や雑誌での連載、書籍の挿絵、図鑑の標本画などの制作も行っています。2016年には画文集「風のゆくえ-北の動物たちを描く-」を出版されました。
その写実的で繊細な世界をお楽しみください。
生まれては消え、流れては形を変える雲。
それはどこか“いのち”に似ています。いのちは生まれ、与えられた場所と時の中で静かに燃え尽きてゆきます。
スズメが発する微かな体温、駆け抜けるエゾシカの息遣い、オオカミの深遠な眼差し。
大いなる自然の片隅で語られる、小さなそれぞれの物語。そこにある“彼らの気配”を描き出せたら、そう思います。
増田寿志