手書きの表現を残しつつ、グラフィックを駆使して作られたF4サイズという大作、"Over there and here 2016" が木ニセコの壁に戻ってきます。
童心などをテーマにした企画展に合わせ、2016年秋に制作したものを新たに出力いたしました。子供の時には、木々のすきまにもあらゆるものを見つけ、何か興味を持ったものに夢中になってしまうものではないでしょうか。そしていったん強く興味を持ったら、危うげな道でも、日が沈みかけていても、あるいは日が昇るような時間になっても、他の鳥たちがみんな反対方向に飛んで行っても、それでもどこかに向かってしまう。そんな好奇心の強さと探求心を想って制作した作品です。ーご本人より
作家紹介:
高橋弘子
1977 年秋田県生まれ、札幌育ち。 2013 年よりアクリル画、ペン画での作品発表を開始。 札幌を拠点に個展開催のほかグループ展へ参加。 自分自身、または周囲を観察し、世の中のさまざまなことについて、「それは本当になんなのか、根本はなにか」「生きているとは実際どんなことなのか」といった疑問から発生するテーマを中心に、 狼などの動物、岩、植物など、誰もが見覚えのあるものを起用した平面作品を制作している。
場所:木ニセコギャラリー
期間:2022年冬季営業終了まで
入場・観覧無料
観覧の際は、エントランスにて手指の消毒、体温測定、またマスクの着用をお願いいたします。